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社会人に求められるコミュニケーション能力とは

ある同窓会での話です。
一方は高校の同窓会、もう一方は大学です。

まず、高校の同窓会を見てみると、この同窓会には女性も大勢来ていました。
「あらー、久しぶり」
「元気にしてる?」
このあたりの会話は、旧友との再会であれば、誰であっても似たり寄ったりになるでしょう。
ですが、次の会話を聞いてみると、
「私、最近、○○なの、それで○○でね」
と延々と続きます。

相手は、最初のうちこそ興味を持って聞いていますが、ずっと聞かされているとさすがにウンザリしてきます。
一方的に話を聞かされると誰だってそうなってきます。


次に、大学の同窓会を見てみると、さきほどのようなことはなく、みんな自分の近況を報告するだけでなく、ほかの人にも声をかけ、近況をしっかり聞き出したりしています。

また、聞くときにも、興味津々の様子で、大きくうなずいたり、首をひねったり、さらには手を打ったりといったアクションがあるので、話す方も気持よく話せます。

みんな、自分が話すことと人の話を聞くことのバランスがとれていて、楽しい時間が過ぎていきます。

これら二つの同窓会の雰囲気はなぜこれほど違うのかを考えてみますが、一方が高校で、もう一方は同窓会だからでしょうか?
しかし、それだけとは思えません。

自分の話ばかりを延々とする人は、会社勤めをしていなかったり、その経験がほとんどなかったりした人たちだったのです。
いわゆる「社会性に欠けている」人というわけです。

もちろん個人差はあるでしょうが、その違いがコミュニケーションのとり方の差になっているように思われます。

社会人を長く経験している人でも、自分のことばかり話す人はいます。
確かに「おもしろい話ができる」「話がうまい」というのは才能の一つですし、ビジネスで大きな武器になると思います。

ですが、それだけで円滑なコミュニケーションをとれるわけではありません。
「人の話にきちんと耳を傾けることができる」のも、ビジネスパーソンに求められる資質の1つです。
これをおろそかにする人に、よい仕事はできないと思います。

例えば、営業の人というとそうでない人からは、話がうまくて、口数の多い人と思われていることが多いですが、営業成績のいい人ほど話すことよりも聞くことがうまく、取引先と円滑なコミュニケーションをとっていたりするのです。

聞くことがうまいとは、ただ相手の話に耳を傾けて「うん、うん」言っているだけでなく、相手の話に正しいタイミングで驚き、興味を持っていることを示したり、適切な質問をしたりする技術のことです。


また、社会人でコミュニケーション能力がうまいと思われる人には「褒めるのがうまい」というのも上げられます。
誰だって自分のいうことを否定されれば怒りたくなりますし、褒められれば気分がよくなるものです。
例えば、自分の上司をまず褒めまくり、いい気分にさせてからメインの話をするなど、うまく自分のペースに持っていくのがうまい人などです。

あとは、「空気を読む力」が高い人もコミュニケーション能力の高い人といえるでしょう。

例えば、「会話の停滞」を敏感に察知し、話をすぐに切り替えることができたり、話をしている中で相手の「価値観」を理解し、それを基準に相手の興味やモチベーションが盛り上がる話題を的確に選ぶことができる人などです。

学生のころは自分の事だけ話して自分のことだけ考えていればよかった人も、社会に出ると高度なコミュニケーション能力が求められていくことは確かなのです。



カテゴリー:役に立つ話

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